那珂湊ドライヴ(2005.4.30)

 

持っていったアルバム

 

 千葉方面へのドライヴから4ヶ月後、今度は茨城県・那珂湊(ひたちなか市)へ両親と共にドライヴに出かけました。今度は高速を多く利用したのでCDを聴く時間は当然短くなりました。また渋滞もほとんどありませんでした。一応「オール・ザ・ベスト」米国版も持っていきましたが聴くことはありませんでした。今回は「ロンドン・タウン」を除き4枚のアルバムが車内初登場。

 今度は8時に自宅を出ました。まずは「バック・トゥ・ジ・エッグ」。前回のドライヴの時点ではまだ聴いていなかった、お気に入りのアルバムです。しかし、音を絞っていたのであまりインパクトがありませんでした。感じたのは、アルバム前半の進み方が速いこと。あっというまにRockestra Themeまで行っていました。ちょうどその曲の頃から、下道の渋滞が始まります。高速に辿り着いたのはSo Glad To See You Hereでした。Baby's Requestは高速の騒音にかき消されていました・・・。葛西ジャンクションに入ったあたりでアルバムは終わります。Old Siam,SirThe Broadcastあたりがじっくり聴くことができたと思います。

 続いて、今回の目玉アルバム「プレス・トゥ・プレイ」。私が最近大いにはまっているアルバムです。しかしこれも音が絞られていたのでインパクトがありませんでした。また、かなり眠くて眠気との戦いをしていたので曲に集中できませんでした。Pressで常磐道へ。Move Over Buskerの途中で駐車、守谷PAで休憩。Spies Like Usの辺りはかなりきつかったです。必死にリズムを取って起きていようとしました。

 次は前回にも登場した「ロンドン・タウン」。しかし、前回ほどのインパクトはなかったです。というのも、前半は私の眠気との戦いがあり、後半は音が絞られていたからです。Girlfriendで水戸インターを降り運転を交代。まずは一安心。今回のWith A Little Luckは大洗へ向かう道中でした。間奏が小さくて聴こえなかったけど・・・。しかしながら、大洗の海が見え出したGirls' SchoolMull Of Kintyreはインパクトありでした。というよりまたMull Of Kintyreだしw

 ここまではインパクトがいずれもありませんでしたが、この後が印象に残りました。まずは名盤「タッグ・オブ・ウォー」。ここから音を上ることができました。Mull Of Kintyreの次にTug Of War、というのも味わい深かったです。Take It Awayは改めて曲のリズミカルな雰囲気を確認。この曲の途中で目的地・那珂湊に到着。かなり面白い口調であさりを売る男性がいましたw 大声で「潮干狩りだー!!」ですから。

 1時過ぎになって、帰路に向かいます。が、What's That You're Doin'?(構成を再確認)に入った頃から道に迷います。Ballroom Dancingで道を間違え、さらにThe Pound Is Sinkingでもやけに細い田舎道に入ってしまいました(雰囲気に合っていました)。そしてWanderlustでは、突き当たった海岸線沿いの国道6号線を水戸に行くべき所を鹿島・成田方面に南下してしまいました。雄大な海洋を横に走りながら流れるWanderlustはよかったですよ〜。Get ItでUターンし水戸方面へ。Ebony And Ivoryは普段CDで聴いている時と音がだいぶ違って聴こえました。音調がやけに高かったように聴こえました。

 北関東道に入る直前から聴いたのは再び「プレス・トゥ・プレイ」。リベンジをかけて挑みました。そして今度はすごく印象に残った上、曲に新たな発見がありますます好きになりました。Strangleholdはイントロを改めて聴いて「渋い!」と思いました。間奏は意外でした。最後のサックスの甲高さにもびっくり。株を上げました。Good Times Comingはさすがに冒頭のハワイ風コーラスは聴こえませんでしたが無機質な感じを味わえました。Feel The Sunは普段は気づかなかったギターの音があったり新鮮でした。Talk More Talkも冒頭は聴こえませんでしたがどんどん好きになっていきました。常磐道に移動した時流れていたFootprintsは今回大きく株を上げた曲です。曲の寂しく枯れた味わいがようやくちゃんと理解できました。"He won't sit by my fire"と"simply covering"のメロディが気に入りました。ちょうど曲が終わったところで友部PAで休憩。

 ここからは再び私の運転です。まずは私が一番待ち望んでいた雪広あやか・・・じゃなくてOnly Love Remains。ピアノがシャープに聴こえました。昔から大好きですがもっと好きになりました!!Pressは最初聴いた時のようにまたジャッキー・チェンが思い浮かびました・・・。最後のアドリブが楽しかったです。Pretty Little Headは母に「変てこな曲」と紹介したら納得していました。ヴォーカルが意外と新鮮に感じられました。Move Over BuskerAngryは今回はそれほどインパクトはありませんでした。ただ後者では、曲につられてスピードが速くなりかけたことが何回かありました・・・。However Absurdはこれまた新鮮でした。特に中間部はメロディを覚えていなかったので印象的でした。

 和泉亜子・・・じゃなくてWrite Awayはイントロのドラムスが「ステレオ」だ、と改めて実感。間奏のピアノや、ヴォーカルも新鮮でした。続くIt's Not Trueは普段ヘッドホンで聴いているのよりは迫力に欠けました。あと、エンディングの長さを改めて実感。一体いつ終わるんだ・・・と。そしてゆーなちゃん・・・じゃなくてTough On A Tightropeは何度も聴いているのにまた新鮮に感じました。ストリングスアレンジが最高だにゃー。Spies Like Usはかなり聴いてて面白かったです。この曲の後守谷PAで運転を交代。Once Upon A Long Agoは好きにはなりませんでしたがいい曲だな〜とは再び思いました。

 そして今回最後のCDは「レッド・ローズ・スピードウェイ」。常磐道終盤に始まったBig Barn Bedから、かなりミックスが小さいと感じました。ヴォーカルは聴こえやすいのですが(Get On The Right Thingなんてうるさいほどw)。One More Kissでは気づいていなかったギターの音を確認。バラード系が多いせいかさらりと聞き流す感じでした。When The Nightで葛西ジャンクションから再び首都高湾岸線へ。唯一の変な曲Loup(1st Indian On The Moon)は音が小さくほとんど聴こえませんでした・・・。4曲メドレーはいずれも楽しく聴けました。Lazy Dynamiteから下道へ。C Moon、車内初登場のHi Hi Hiを経て、The Messはライヴ音源だということを再確認。異質な曲だと思いました。全部聴くことができるのか心配でしたが最後の曲I Lie Aroundは余裕で終わりました。

 今回はなんといっても「プレス・トゥ・プレイ」が好きなことを再確認できたのが有意義でした。StrangleholdやFootprintsは自分の中でも株が上がりました。聴けば聴くほどはまっていくと思います。皆さんもお試しあれ!!ちなみに、帰った後気になる傷が見つかったので通して聴いてみたらIt's Not TrueとTough On A Tightropeが音飛びしていました・・・。ゆーなちゃん・・・。今は修復されています。

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