日光・沼田ドライヴ(2006.9.30)
持っていったアルバム
ずいぶん遅れてのレポートです(汗)。実は私、9月の末に栃木・群馬方面へドライヴに行ってきました。今年に入ってずっと房総半島ばかり行っていたので、そろそろ新たなドライヴ・ルートを開拓しようかと思って、いろいろ考えた結果、この方面なら走っていて面白そうということで選びました。このページではその時の状況を、車内BGMと共に振り返ります。行ってからだいぶ月日が流れてのレポートなので、かなり記憶にあいまいな所があるため、今回は房総半島1周の時よりもちょっと簡素なレポートになるかと思います(汗)。その代わり写真たっぷりですので!(←また変な写真も撮ってきていますが・・・)
走った道は高速道路と国道が主で無難で月並みなコースですが、道路地図なんかを手元に置くとレポートが分かりやすいでしょう。もう10月という時ですが、よく晴れて暖かい(日光付近は当然ながら涼しいですけど・・・)一日となりました。朝7時半頃出発し、戻ってきたのは夜9時前ですから、意外にも房総半島の時と同じくらいの所要時間でした。渋滞がなかったのと、高速道路を多く使用しているからでしょう。
さて、車内BGMは今回初のルートということで自由な発想で決めた・・・つもりが結果的に定番が多く残留した格好に(苦笑)。ただ、これまでとは違い、ポールのアルバムよりそれ以外のアルバムの比率が大きくなっています。ポールのアルバムは今回は控えめの3枚。「プレス・トゥ・プレイ」と「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」はお気に入りなので外せませんでした・・・。同じくお気に入りの「ロンドン・タウン」は、房総半島のイメージがすっかり染み付いてしまったので今回は外しました。「ウイングス・ワイルド・ライフ」も、全体的に好きなアルバムなのでしばしばドライヴに持ってゆく一枚です。「裏庭の混沌と創造」「マッカートニーII」も持って行きましたが出番なし。
オフコース関連は、主にベスト盤系。しかも自分で曲を増やしたオリジナル版です。「君住む街へ」「Oh !Yeah !」は、過去にも持っていっています。一方、「SELECTION 1978-1981」に大幅に曲を追加したものはドライヴでは初登場。そして、鈴木Yassさん(鈴木康博)のソロ・ベスト「AfTER」が車内初登場!!そしてこの時初めて聴きました。
そして、ドリカムの最新作「THE LOVE ROCKS」もドライヴ初登場!最近は「DIAMOND 15」よりもお気に入りの一枚です。
あと余談ですが、また某仮契約カードなどもひそかに車内に持っていっています(爆)。写真を見ればすぐ分かると思いますが・・・。相変わらずマニアな私です。
今回持っていったアルバム+各キャラカード(爆)。一部です。
1.独自に曲を追加して 〜「SELECTION 1978-1981±」〜
出だしがオフコースという所も、今回ポールのアルバムが少なかったことを示しています(そういえば最近ポール以外のアルバムでドライヴが始まることが多いですね)。一日の最初を飾ることになったのは、全盛期オフコースのベスト盤「SELECTION 1978-1981」ですが、前々回の房総半島ドライヴで持っていったもの[実際に発売されているもの]とは違い、私自らが曲を足したり引いたりして16曲入りにグレードアップさせたオリジナルCDです。私は同じ感じでオフコース・小田さんのオリジナルベストを作って聴いていますが、ここには「愛を止めないで」から鈴木Yassさんの脱退までの曲のうち代表曲や人気曲をほぼ時代順に入れました。収録曲は以下の通りです。
風に吹かれて/愛を止めないで/汐風のなかで/生まれ来る子供たちのために/さよなら/Yes-No/せつなくて/一億の夜を越えて
時に愛は/愛の中へ/哀しいくらい/言葉にできない/YES-YES-YES/愛のゆくえ/NEXTのテーマ〜僕等がいた/I LOVE YOU
いかがでしょう?シングル曲が聴けながら、鈴木Yassさんの曲やアルバムナンバーも聴ける感じになっているかと思います。「思いのままに」とか「いくつもの星の下で」なんか入れてもよかったのですが、いかんせんこれで79分ぎりぎりなので・・・(残り5秒ほどしか空きがない状態)。個人的にはこれで楽しんでいます。
さて、朝7時半頃、風に吹かれてのギターにのせて爽やかに出発。愛を止めないででテンションも上がってきます。でもその次からはバラードの連続。汐風のなかではあまり都会の風景になじまない気が・・・(汗)。生まれ来る子供たちのために、さよならと大ヒットが続き、Yes-Noで房総半島ドライヴと同じく大井料金所で首都高入り。ところが・・・。
いきなりここで渋滞発生。松尾さんのせつなくてがほんの1km程度で飲まれてしまいました。全く進みません。大井トンネルも10分以上かかって通過した感じでした。やむなくBGMも一時停止(渋滞の中聴くのもなんですし・・・)。結局、有明付近で小型トラックが自損事故を起こしていたのが原因で既に事故処理は済んでいたことが現場状況から分かり、有明を過ぎると渋滞はなくなりました。
「お先真っ暗」のような渋滞に不安も抱きながら、一億の夜を越えてから再開。テンションも上がります。途中、先の小型トラックが牽引されてゆくのを見ました。そして、葛西ジャンクションで湾岸線から中央環状線へ。房総半島ドライヴでは行かないルートに突入です。時に愛は、愛の中へと続きます。この曲順で聴くと、オフコースが徐々に「解散」へ向かってゆくのが音や歌詞で伝わってきます。そして、小菅ジャンクションで東北道方面へ折れたところから哀しいくらいがスタート。このオリジナルベストでは指折りに好きな曲です。思わず「CITY NIGHTS」や「MELODY」を歌ってしまうのはあれですが(苦笑)。江北ジャンクションからそのまま川口線へ。思ったんですが、意外と小菅から埼玉県入りまでって結構距離あるんですね。足立区の広さが改めて分かりました。そんな中、いよいよ言葉にできないが流れます。旅は始まったばかりなのにもう感傷ムードです。次のYES-YES-YESはそんな感じをちょっと吹き飛ばします。この曲で埼玉県入り。そしてついに・・・東北道へ。
東北道からは愛のゆくえ、NEXTのテーマ〜僕等がいた、I LOVE YOUとひたすら感傷的な曲が続きます。愛のゆくえは私が超大好きな曲なので、別段人気ないのにここに入れています。Yassさんのファルセットを一緒に歌います。NEXTのテーマは久々に聴きました。ここで浦和料金所を通過。そしてI LOVE YOUの大げさなコーラスが消えてゆけば、79分にも及ぶ全盛期オフコースの記録は幕を閉じました。確か蓮田市に入ってすぐだったと思います。そういえば岩槻市はさいたま市岩槻区になったんですね。東北道の市境表示板がどうもなくなっていると思ったら・・・。
聴いていて、やっぱりベスト盤もこれくらいのボリュームがないと・・・と思いました。まぁこのアルバムの場合オリジナルはアナログ盤での発表でしたから仕方ないですけど・・・。ちなみに私は「SELECTION 1973-1978」も79分ぎりぎりまで曲を増減させたオリジナルベストを作っています。
とにかく、オフコースサウンドを聴きながら、長い長いこの旅は始まりました。都会〜首都高〜東北道という、あまりいい景色ではなかったですけど。
2.初めて聴いて、感動 〜「AfTER」〜
2番バッターは、オフコースの流れを汲んで鈴木Yassさんのソロ・ベスト「AfTER」にしました!前述しましたが、聴くのはこのドライヴで初めて。ファンに根強く愛されるYassさんがソロでどんな曲を発表していたのか、聴くのが楽しみでした。どんな雰囲気のアルバムか分からないので、東北道という殺風景で聴くことにはなりましたが・・・。
まずは愛をよろしくから。Yassさんのソロデビュー曲だそうですが、Yassさんらしいですね!なんとなく外の景色にもぴったりのようで。次の入り江も素敵な曲ですね。この2曲はソロデビューアルバム収録で、かなりの人気らしいです。SO LONGはかなりまったりする曲ですね。高速を流れるように進んでゆきます。この間に、蓮田市→白岡町→久喜市→加須市→羽生市と景色は変わってゆきます。
そして、いよいよ私が一番注目していた曲、素敵にシンデレラ・コンプレックスの登場!最初からタイトルが気になって「面白そう」と思っていて、さらに郷ひろみに提供されたと知りますます興味を持っていました。結果は予想通りでした!ただここに収録されているのはリメイクみたいですが・・・。Yassさんのソロナンバーでも一番好きな曲のひとつです(といってもまだ「AfTER」しか聴いていないんですけどね・・・)。この曲で、今回初の停車。羽生PAで休憩しました。
これまで高速を長く使用したドライヴはほとんどないので、PAでの休憩はひさしぶり(私個人のドライヴでは初)。けっこう大きいPAでしたよ。ちょうど小腹をすかせていたので、外設のテーブルでちょっとした食事を。といっても、たこ焼きだけですが・・・(なんとなく目に止まったので・・・)。いつもの房総半島ドライヴでは味わえない雰囲気です。9時過ぎでした。
羽生PAの外観。/羽生PAでのつかの間の食事。なぜか椎名桜子@ネギま!も一緒(爆)。
しばらくして出発。再びYassさんモードへ。続いて出てきたCity Womanは私好みのサウンドですね。これも大好きです(特にイントロが)。オリジナルアルバム「Long Slow Distance」も、かなりはまるアルバムになるかもしれません・・・。そして、この曲で利根川を渡り群馬県へ(といっても先端部ですが・・・)。次のDAYDREAM BELIEVERは、逆にまったりしたサウンド。周囲に緑が目立つようになった車窓にぴったり。明和町→館林市→板倉町と群馬県を抜けてゆきます。すぐに栃木県(佐野市)入り。お次のTOGETHERは、英語を交えた歌詞と間奏のサックスが印象的ですね。佐野市→藤岡市→佐野市と進みます。おやすみマイ・ラブでまたまったりモードに。サンクチュアリーも同じくまったりムード。この辺の流れは栃木の景色にはぴったりかも。岩舟町→栃木市→都賀町→西方町と進みます。
次のあなたに明日をで、また停車。都賀西方PAで小休憩です。こちらは羽生PAに比べるととても小さいPAですが、自然豊かな場所にはこれくらいがちょうどいいのかもしれません。ここで紙コップ入りのアイスコーヒーを買いました。ここで10時過ぎ。
都賀西方PAの外観。真ん中に映っているおじさん、そういえばいました!
再び出発。あなたに明日をの次は燃ゆる心あるかぎり。最後の約束とあわせて、壮大なバラードが続きますね。車は鹿沼市を走ります。そして、これまた注目していたDream Dream Dreamの登場!オフコースを知るずっと前から「ぶらり途中下車の旅」で聴いて「いい曲だな」と思っていたので、Yassさんの曲だと知って驚いてしまった、そんな曲です。ドライヴにはまさにぴったりの曲ですね。そして、最後の君を想うときは2002年の曲。こうして全曲を聴くことになりましたが、Yassさん14曲を聴き終えても、まだ私は東北道の上。宇都宮市に入っていましたけど。
Yassさんのソロがこんなに充実していたとは、想像以上でした。「素敵にシンデレラ・コンプレックス」「City Woman」「Dream Dream Dream」といったお気に入りの曲もでき、ドライヴ後もよく聴いています。今後ドライヴに持ってゆくことが多くなるかもしれません。
3.のんびり、まったり 〜「ウイングス・ワイルド・ライフ」〜
ここでポール初登場。ウイングスのデビュー作「ウイングス・ワイルド・ライフ」です。全体的に好きなアルバムであることと、宇都宮〜日光間ののんびりとした下道にぴったりかなと思い選びました。
しかし、最初のMumboとBip Bopは東北道で消えてしまいまったり感が味わえず残念でした(特に後者)。この日初めて聴くポールの声は新鮮でした。宇都宮インターで東北道とお別れ。直接日光自動車道という便利な道路につながっているのですが、のんびり行きたいのでそちらには行かず下道へ。料金所の通過時はLove Is Strangeのイントロでした。しばらく日光道に沿って走り、徳次郎インターを前にした交差点で右折。ここまでのわずかな距離でも、左手は田畑で「田舎に来た!」という感じたっぷり。交差点での信号待ちが長かったので、ちょっと写真(下の写真)におさめてみました。変な角度ですが・・・。
右折後、徳次郎交差点で左折。国道119号線(日光街道)で日光を目指します。最初のうちは住宅地でしたが、やがて左右が並木に変わります。緑豊かな中を、Wild LifeとSome People Never Knowで通り過ぎます。特に後者はこの付近の空気感にぴったりでした。旧今市市(現・日光市)に入りI Am Your Singer、Bip Bop Linkを経て、Tomorrowは大沢交差点辺りから(だったと思います)。次のDear Friendが、やたらと長く感じました。いつもに比べて、「まだ終わらないの?」といった感じがありました。好きな曲なんですけどね・・・。Mumbo Linkを経て、ボーナス・トラックへ。Give Ireland Back To The Irishも今回は田舎ムードに。今市市街を通過しました。国道沿いに商店街が展開していましたが、なんか閑散としているようにも見えました・・・(汗)。
意外と宇都宮〜日光間の距離はなかったようです。もう日光市(旧領域)入りし、Mary Had A Little Lambがぎりぎり田舎景色に収まりました(これが市街地で流れたら似合わなかったでしょう・・・)。Little Woman Loveで市街地に入り、日光駅が見えてきて、人も増えるのが目に見えて分かります。そして最後のMama's Little Girlは、そんな日光市街地で景色と曲が不釣合いな状態で終わります。そして、アルバムを聴き終えてしばらくして、最初の目的地・・・そう、日光東照宮へ到着です。
結局「ウイングス・ワイルド・ライフ」が田舎ムードに包まれたのは、真ん中付近のほんの少しの間だけでした・・・(汗)。
3−2.日光東照宮
日光東照宮は、日本の史跡としてはあまりにも有名な場所です。そんなこの地を、私は初めて行ってきました(汗)。月並みの名所というのもありますが、戦国武将では徳川家康が好きなので、ちょうどよいかな、と。以下、撮ってきた写真と共にその時の様子を追ってみます。
有名な観光地ということで人、人、人だったわけですが、紅葉シーズン前なのでものすごい混雑ではありませんでした。人の多さは想像していたので驚きませんでしたが、驚いたのは外国人の数!アメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国・・・様々な国の人が見に来ていました。飛び交う言葉も多種多様です。英語以外は何を言っているのか全く分かりませんけど。国際的に日本の歴史・文化が注目されているのはうれしいことですね。修学旅行の児童・生徒も多かったですが、隅っこで先生たちが休憩しているのが面白かったです。
あと、東照宮のガイドのおばさんのトークが面白すぎ!他のツアー客に対応していたのをそばで聞いていましたが、笑ってしまいそうです。
車は東照宮下の駐車場に置きました。それほどの混雑もなく入れました。駐車場のおじさんが東照宮内の案内図を配っていたのでこれを頼りに安心して観光できました。11時半〜12時半の約1時間の観光となりました。
着いた〜!・・・ってなんで桜子まで一緒にいるのでしょう(爆)。
表参道。/玄関口となる大きな石鳥居。時代の経過と共に徐々に継ぎ目がずれているらしい・・・。/中神庫は改築中でした。
これが有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」(三猿)!建物の彫刻の一部だったんですね。ちなみにこの建物には午前中は白い馬が窮屈に入っています。
陽明門。右の男性の彫刻は、明智光秀がモデルらしい。
左は有名な眠猫。これも建物内の彫刻の1つです。/眠猫の下をくぐって、延々と石段を上ってゆきます。
家康公の眠る奥宮の拝殿。/同じく奥宮の宝塔。この下に家康公が?/奥宮の門は椎名伊豫(しいな・いよ)の作。桜子のご先祖かも?記念撮影(爆)。
左は本殿。中ではお坊さんが説法中でした。/右は鳴龍。天井に書かれた墨の龍の下で拍子木を打つと、龍が鳴くような響きになるという仕掛け。この2箇所は内部撮影禁止。
楽しかったね〜。
東照宮は「三猿」というイメージしかありませんでしたが、今回行ってみていろいろな見所が発見できてよかったです。単なる観光地ではなくて、こういう史跡を訪れるのもいいことですね。拝観料があるので今後行くことはなかなかないと思うので、今回じっくり見て撮ってきたのはよかったです。
4.ゆーなちゃんと華厳の滝へ!(爆) 〜「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」〜
12時半頃に東照宮を出発、ここからはポール史を一気に近年にして「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」のおなじみのCD-2の方です。やっぱりアルバム未収録曲の方がいいですね。くせになっています。そしてこの先には、かの有名な「いろは坂」が控えています。
今度は国道120号線です。ノリノリのLong Leather Coatで始まりますが、すぐに終了。次のKeep Coming Back To Loveで、日光市街地を抜けます。さっきまで東照宮で遊んでいた(爆)椎名桜子@ネギま!の雰囲気が個人的にするSweet Sweet Memoriesが流れた頃には、辺りはすっかり殺風景に。いよいよ、あの険しい坂道へ・・・!
いろは坂に突入したのは、Things We Said Todayから。交通事故が絶えない道だけに、難なく過ぎることができるか少し不安でしたが、通らないわけにはいかないので、どきどきしながら進みます。確かにあのカーブはすごい曲がり方をしていますね。しかもそれが幾重にも続いている・・・。緊張の糸が切れるとだめですね、あそこは。慎重にスピードを落として走行。陽気なMidnight SpecialもロックなStyle Styleも、その緊張の中消えてゆきます。やがて、明智平が見えてきます。家康公の財宝が眠っているとか眠っていないとか・・・。ここで険しいカーブは終わりを告げるので一安心。そんな中始まったI Can't Imagineは格別の感動がありました。そして、この曲が終わる頃、停車。次なる目的地・華厳の滝に到着です。1時過ぎです。
華厳の滝も有名ですね。駐車場には簡単に入ることができました。外に出てみると、ちょうどいい涼しさになっていてびっくりしました。日光市街とも気温差があります。でも冬は大変な寒さになるんでしょうね。この華厳の滝には、明石裕奈@ネギま!のトレカをこっそり連れてゆきました(爆)。いや、I Can't Imagineの個人的イメージがゆーなちゃんなので・・・。
こんな看板が・・・。
到着後、まずは外設の展望台から滝を見ます。しかし、なにぶん私は高所恐怖症なもので、高いアングルからは怖くて・・・(汗)。エレベーターで滝つぼまで降りられるようなので、そっちに行くことに。
外設の展望台から見た華厳の滝。/展望台への通路で記念撮影!/滝つぼへのエレベーターの入り口は駅舎みたい。料金がかかります。
エレベーターを降りると、そこは異様な場所でした。白壁のトンネル通路が続き、そこは自然の冷蔵庫状態!冷え冷えしていました。滝のしぶきの冷却効果なのでしょう。トンネルを抜けると、先程よりも規模の大きい展望台があり、そこから滝つぼが間近で臨めました。売店までありましたよ。華厳の滝以外にも、小さな滝がいくつか見受けられましたのでそれも撮影。ちなみに、そこでゆーなちゃん似の若い女性を見かけたのはここだけの話(爆)。いや、本当に似ていたんですから。売店の人だと思いますが、服まで麻帆良学園の制服に似ていたし!と、マニアックな話はここまでにして、以下写真です。
上段左がトンネル通路で、上段真ん中・右が華厳の滝です。
しばらく雄大な景色を堪能してから戻ります。帰りのエレベーターでは、東照宮に続いて外国の方と遭遇。米国人と思われる眼鏡をかけたおばさんで、友人と思われる日本人のおじさんに「ワンダフル!」とか話していました。外国の方が日本の景色に感動してくれるのはうれしいですね。地上に戻った後、すぐに帰らずここでちょっと休憩を。敷地内にあるカフェで下写真のデザートとシャーベット風コーヒーのようなものを頂きます。コーヒーの方は車内に持ち帰って、その後しばらく道中で飲んでゆきます。まるで気分はゆーなちゃんとのデート(爆)。本当にそうだったらいいんですけどね、そんなことはないですから。友人たちと共にやってきたおじさんが店員さんに何か注文をつけながら話しているのがやけに面白かったです。
明石ゆーなちゃんとのデート(違)で頂いたもの。
2時頃に華厳の滝を出発。再びポール節です。Cosmically Consciousにのせて国道120号線を沼田方面へ。すぐに中禅寺湖が目に飛び込んできます。湖畔を沿ってのドライヴはいいものですね。曲にも合っていました。続いてのKicked Around No Moreも湖畔を進みながら、やがて内陸へ。そして、Big Boys Bickeringを過ぎてDown To The Riverに差し掛かった頃目に飛び込んできた荒野・・・そう、戦場ヶ原です。当初は止まる予定はなかったのですが、面白そうだったので停車。Soggy Noodleが終わってちょうどいい所でストップ。2時半頃です。
しかし、さっきのゆーなちゃんとの甘いデート(違)の雰囲気をぶち壊すことになろうとは・・・。
5.お昼を食べずに山道を行く 〜「THE LOVE ROCKS」〜
停車後、戦場ヶ原を見に行きます。よく知られるように、荒野の中に短い草しか生えない広い敷地が存在する、まさに奇妙なスポットです。
このレポートを読み進めている方はお気づきかもしれませんが、この時点でまだ私はまともな食事をしていません。そこで、戦場ヶ原にあるレストランで昼食を・・・と思い、いやその前にトイレに・・・と思ったのですが、そこで私は信じられない現実を目の当たりにします。トイレの話はあまりしたくないのですが(汗)・・・戦場ヶ原は、みんなトイレが和式だったのです・・・。正直、「有名な観光地なのにこんなのはありか!?」と思いました。しかも、レストラン内にトイレがないという・・・。しかもそこの店員がかなり愛想が悪かったのがますます気分を悪くさせました。トイレはしょうがないのでそこでしてきましたが、戦場ヶ原で昼食を取る気分には到底なれず、空腹のまま出発します。思えばこの選択が、この後の空腹との格闘の始まりだったわけですが・・・。
(皆さん、戦場ヶ原に寄る時はトイレに注意しましょう。 え、私?二度と行かないです、たぶん。)
そんなもやもやした気まずい雰囲気を打破してくれたのが、奥日光の雄大な山道の景色、そしてこれから聴くことになるドリカムの最新作「THE LOVE ROCKS」です。聴き始めの頃は「そんなにいいアルバムではないかも・・・」と思っていましたが、最近では「DIAMOND 15」以上のお気に入り。ドライヴでは初登場です。
愛がROCKするテーマからスタート、PROUD OF YOUではなんとか気分を回復しようと自分を盛り上がらせます。結果、また「つらい」が1UPを聴く頃には気分は元通り。代わりに空腹感がいっぱいになってきましたが・・・ここからは山道で食べる場所はしばらくないので我慢。この曲からめまいにかけてはカーブを繰り返しながら上り坂へ。そして、いよいよ金精峠トンネルを通って群馬県入り。向こうは片品村です。トンネルは一部工事で一方通行になっていました。そのトンネルの中で始まったのがシングルヒットのJET!!!です。群馬入りの合図のようで面白かったです。
群馬県側に入ると、今度はカーブを繰り返しながら下ってゆきます。栃木県側が山道の風情があったのに対し、こちらは林道のような雰囲気。緑豊かな森の中を走ります。哀愁のGIジョーはその雰囲気にやけにぴったりでした。そしてとても盛り上がるSUNSHINE。思わずスピードを出しそうになるような、とっても陽気な曲です。そしてその曲の最後、ブラス・セクションが勢いよく終了した次は・・・!
そう、私がアルバム中一番好きな曲であり、さっきからこのレポートで何度も登場している椎名桜子@ネギま!が個人的イメージのていうかです。この曲を聴くのが、すごく楽しみでした。やっぱりいいなぁ。そして、この曲の後半に差し掛かる頃、高原の駅「丸沼」を発見。「ここなら何か食べられる!」期待が膨らみます。早速停車、建物内へ入ってゆきます。しかし・・・
レストランは3時で終わっていましたとさ。
到着したのは3時40分頃。ここでもまた、食事の機会を奪われてしまいました。ようやく見つけた店なのに・・・。それにしても、3時で閉めるレストランなんて驚きですね。こうなると知っていたら、戦場ヶ原に寄らずまっすぐこっちに来ていたらなんとか時間内で食事できたかもしれなかったです・・・。さっきまで「ていうか」で盛り上がっていたテンションはがくんと下がります。結局「丸沼」では休憩だけにとどまり、空腹のまま出発しました。
ここからがけっこう長く、片品村はどこまで続くんだ、と心配になるほど広大でした。WIFEHOOD ステ奥伝説 PART1 〜主婦の精 妻の精〜、ウソにきまってる、空を読む、何度でも、と次々と曲が消えてゆきます。そんな中、6分の演奏時間を誇るSPOON ME,BABY MEだけがやけにしぶとく、道はどんどん進み沼田市入り(といっても旧・利根村領域)してしまいました。
災難にいろいろ見舞われる中聴いた「THE LOVE ROCKS」ですが、そんなことを気にせず楽しめました。山道の景色もよかったですし。
6.君住む街へ、いよいよ帰路 〜「君住む街へ±」〜
いよいよこの旅も後半に入ります。「帰路」という感じが、徐々に漂ってきます。でも、まだ昼食を取っていません(汗)。そんな中聴いたのが4人のオフコースの「君住む街へ」です。以前と同じく、私が独自に一部楽曲を差し替えたオリジナル・ヴァージョンです。
きらきらした音のフェイドインから始まったのが昨日 見た夢。このドライヴでは久々に聴く小田さんの声です。しかし、食事場所を探すのと運転するのに精一杯であまり真剣には聴いていません(汗)。続いて夏の日、IT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)と続きます。後者はシングルヴァージョンを入れていたのをまた忘れていて新鮮でした。この2曲付近で温泉地の老神を通過。そしてこの頃、朗報にめぐり会います。この先の椎坂という場所に食事のできる土産店があることを看板で知ったからです。ようやく食事にありつける・・・!そして次の松尾さんナンバー・君の倖せを祈れないの終了と共に、その食事処「オルゴール館椎坂」(旧・白沢村)に到着。4時半前でした。
名前の通り、オルゴールやアンティーク類を展示・販売している施設や、土産物店をかねた建物で、ソフトクリームも売りにしていました(かなり多種あるそうです)。その中の食堂で、今回のドライヴで初めてまともな食事をしました(下写真)。これで、帰宅までのエネルギーを十分補充できました。今思えば、あんなに意地を張らんでもよかったのでは・・・とも思いますが、まぁ代わりにここにめぐり会えたということで。
食事も無事済んで、いよいよここからは「帰路」です。カーブの続く道を下ってゆきながら、スリリングな夏から夏までを聴きます。そして、callが流れている時には既に白沢市街地まで来ていました。いよいよ山道を過ぎて沼田の中心へ突入です。気をつけて、ENDLESS NIGHTSの2曲は、夕方の景色と共に感傷的な雰囲気にもさせます。途中、関越道の沼田インターに差し掛かりますがここは通過。関越道はもっと先から乗るのです(高速料金をケチるため)。こうして沼田の中心街に到着。材木町交差点で左折、すぐに右折、国道120号線の道なりに進みます。ここで一時停車。「フリアン」というパン屋さんで家族に頼まれていたパンやシュークリームを買います。このお店はけっこう全国的にも有名なようです(特に「みそパン」)。なかなかの美味ですよ。
もっと近くに(as close as possible)のノリノリなリズムにのせて再出発。沼田市街とお別れします。同じくノリノリなshe's so wonderfulでいよいよ国道17号線にぶつかります。国道120号線はここで終点。左折して今度は17号線を走ります。左手には利根川が流れ、右手にはJR上越線が走っています。外は既に暗くなっていました。ノリノリナンバーLAST NIGHTの後の君が、嘘を、ついたでいよいよライト点灯。カーブを続けながら、やがて利根川も上越線も目の前から姿を消します。それと並行して渋川市(旧・子持村)に入ります。その間にも夏の別れ、Tiny Pretty Girlと聴いてゆきます。そして、感動的な緑の日々、君住む街へが流れる頃には渋川市街に近づき、一気に都会の様相を見せます。そして、最後に収録しておいたふたりで生きているが静かに夜の街に流れ、国道17号線がバイパスと合流する吾妻新橋南交差点の信号待ちで静かに消えてゆきました。
7.夜の行方 〜「Oh !Yeah !+3」〜
房総半島ドライヴでもおなじみの小田さんのベスト盤「Oh !Yeah !」の登場です。今回も、独自に3曲をプラスしたオリジナル・デラックス版です。
前曲の流れを受けて、静かな空が高すぎるからスタートします。否応にも感傷的なムードが漂います。続く1985で関越道・渋川伊香保インターを通過。ここでも乗りません。次の夜の行方は、まさに夜景にぴったり。坂東橋で利根川を越えて前橋市(旧・北橘村)へ。続くI miss youも夜景にぴったり!前橋市街地に早くも突入(荒牧町付近)。ここからはしばらく市街地ならではの小渋滞があって、のろのろ運転に。郊外的市街地から本格的な市街地の景色に変わる中、ためらわない、迷わないとgood times & bad timesが流れます。続くLittle Tokyoを聴きながら、国道17号線は大きく右に折れ曲がります。ここで渋滞はなくなります。春風に乱れてを聴きつつ、いよいよ高速の出番を待ち構えます。この先に、関越道の前橋インターがあるからです。いよいよ下道で楽しんできた栃木・群馬の地と別れます。感傷的になるのは当然です。しかし、前橋インターに入ったときに聴いていたのは、「感傷」とは程遠い恋は大騒ぎでした・・・。
ここからは高速上のドライヴです。それに合わせるかのように、恋は大騒ぎ、FAR EAST CLUB BAND SONGとノリノリのナンバーが続きます。そして、高崎〜藤岡の辺りでいよいよ!ラブ・ストーリーは突然にが流れます。毎度ながらこの曲の登場が楽しみでなりません。夜の高速道路にもぴったりでした。Oh !Yeah !で埼玉県入り。この後の追加ボーナス・トラック3曲は、夜景にぴったりの曲が続きます。君にMerry Xmas、君に届くまで、そしてso long my love。そして、この夜の行方にぴったりのアルバムは終わります。しばらく車内に何も流れない状態が続いた後、車は嵐山PAに入り停車します。このドライヴ最後の休憩地点です。7時半過ぎです。
嵐山PAは、比較的小さなPAです。そのせいか、あまり人もいない感じがしました。ここで私は、ソフトクリームを買って食べます。毎度毎度そうですが(汗)、ここのソフトクリームは、なんと大胆にも蜂蜜がかかっているものでした。これがなかなかの美味でした。
嵐山PA外観と、蜂蜜のかかったPA名物のソフトクリーム。
8.最後はやっぱり! 〜「プレス・トゥ・プレイ」〜
もちろん今回もです!ドライヴの最後にして最高の楽しみといえば、私が大好きなポールの“名盤”、「プレス・トゥ・プレイ」!!ただ、今回は高速道路と東京都内のみなので、あまり特筆すべきことがないのが残念ですが・・・。なので飛ばし飛ばしに書きます。
Strangleholdにのせて嵐山PAを出発。渋滞が心配されましたが、全く渋滞のないまま練馬料金所に到着。この時Move Over Buskerが流れていました。Angryにのせて(爆)一般道に降り立ち、久々の都心の風景に懐かしさを覚えます。It's Not Trueで環七通りへ。そして、世田谷区内でOnce Upon A Long Agoが終了。今回も2回目はランダム再生でしたが、操作ミスで1曲目のStrangleholdに戻ってしまいました。その後はMove Over Busker、However Absurd(この曲の途中、給油を行う)となり、Pressに差し掛かったところで帰宅。9時前でした。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。
今回初めて房総半島以外のドライヴルートを開拓しましたが、このルートは見所あり美しい景色ありでドライヴには最適でした。冬の間は日光付近は雪のため通行止めになるので行けませんが、来年にでもまた行ってみたいですね。東照宮は毎度行くような場所ではないですけど・・・。今後もいろいろなルートを開拓したいと思っています。その時を、お楽しみに!
今回のおまけ。今回のドライヴの同乗者(爆)明石裕奈&椎名桜子@嵐山PA。