DENNY LAINE IN TOKYO!!

(2006.1.21更新)

DENNY LAINE IN TOKYO!!

 

 ウイングスのメンバーとして、'70年代のポールの作曲活動を支えた男、デニー・レインが、なんと2006年1月に来日しました!!今回の来日は、1月11日〜16日に東京の「コットンクラブ」にて行われたアラン・パーソンズ・ライヴ・プロジェクトのライヴにスペシャルゲストとして参加するためで、1日2回・計12公演が行われました。

「コットンクラブ」のパンフレット。(クリックすると拡大されます)

 そしてそのうちの1月14日pm7:00からの公演に、私が行ってきました!!ご存知のように、私のお気に入りのポールのアルバムが「ロンドン・タウン」で『夢の旅人(Mull Of Kintyre)』が大好きだったりと、私はデニー・レインの大ファンであります。彼のソロアルバムも持っていますし、彼の人柄も気に入っています。そんな私が、一生のうちに一度会いたかったデニー。ついに、いとも簡単に(笑)会えてしまいました!

 ということで早速ながらライヴ・レポートを作成しました。といっても、店内は撮影禁止のため写真は一切ありません(汗)。さらに、今回のメインであるアラン・パーソンズ(ビートルズやウイングスのエンジニアであり、プロデューサーとして、アラン・パーソンズ・プロジェクト[APP]として知られる)の曲を一切知らないのでアランの曲の部分は簡単な説明のみにさせていただきます(汗)。また、私のつたない記憶によるものなので、記述に間違いがあるおそれがあることもご了承ください。

 

 今回のメインはアラン・パーソンズということで、本来ならAPPのCDを買って予習すべきでしたが、公演を予約したのが当日の1週間前だったためCDを買う時間がなく無理でした。デニーの来日は知っていましたが、そもそも私は本気で行こうとは思っていませんでした。しかし、ただでさえマイナーなデニー・レインが来日するなんてめったにない、このチャンスを逃せば私はデニーに会えず死んでしまうかも・・・と考え急いで予約したのでした。ただし、この時点ではデニーは単なるバックバンドとしての参加で、まさか自分の曲を演奏するとは期待していませんでした。

 さて、ライヴ当日。東京は銀色の雨が降っていました。ライヴ会場の「コットンクラブ」は、東京駅丸の内南口から歩いて数分のところにある大きな複合ビルの2階にあるライヴホール的レストランでした。平たく言えば「ディナーショー」をやるお店です。ホームページを見た時点で薄々気づいていたのですが、高級で優雅な感じの店内と豪華なフランス料理がとても私のような一般庶民が行くような所ではありませんでした(苦笑)。ちゃんとクロークもついていて、会場までは長い廊下を紳士的なウェイターに連れ添われました。会場はそれほど大きくなく、こじんまりとした、しかしとても優雅な感じです。私が予約したのは会場内の真ん中を占めるテーブル席でしたが、私が座ったのは、なんとステージの目の前!前から3席分目のところでした。さすが「アーティストの息遣いまで感じられる」と解説されていただけあります。ステージとテーブルとの間には何の垣根もありません。簡単にステージに上がって置いてあった楽器に触れることが出来るほどです(もちろんそんなことしちゃあいけませんが)。楽器の周りに水の入ったペットボトルがあったのはきっとバンドのためでしょう。店内はアラン・パーソンズ目当てだけあって中年〜年配層を中心にほぼ満員状態でした。私のような若輩者はいませんでした(汗)。身なりも私に比べればしっかりした服を着ていましたし・・・。アラン目当てばかりかと思えば、デニーの話題を小耳に挟むこともでき、「私と同じ(デニー目当て)人がいるんだ〜」と思いました。

 pm7:00の開演までまだ時間があったのでメニューを眺めてみます。さすが高級料理だけあって一品一品が1,500円以上します(当然でしょうが)。私はさすがにそこまで払っていられないので、とりあえず飲み物を頼みました(コーヒーエスプレッソ!)。とかいいつつその後本日の生菓子(ムースとかケーキとか)を注文しているのですが(苦笑)。とにかく高級で優雅で、周りを見回すだけでかしこまってしまいました。

 

 7:00を少し過ぎた頃、ライトが暗くなります。いよいよ開演です!!と、後ろからぞろぞろと人がやってきます。本日の主役のバンドメンバーたちです!!ゴッドフレー・タウンゼント(ギター)、ジョン・マンタグナ(ベース)、マニー・フォカラゾ(キーボード)、スティーヴ・マーフィー(ドラム)、そして・・・

 デニー・レイン(ギター)!!会場内が一気に沸き立ちます。もちろん私にとって初めて見る生のデニーです!公式サイトで元気な顔は見られましたが、やはり年を取ってしまったなぁ、という感じでした。眼鏡なんかかけちゃってるし。ちなみに立ち位置は会場から見てステージ左からスティーヴ(後方)、ジョン、デニー、ゴッドフレー、マニー(後方)。私はデニーとゴッドフレーの間らへんで、デニーとは2mも離れていませんでした!これだけで舞い上がってしまいそうです。逆に左奥のスティーヴはドラムキット前の透明なついたてと、ジョンとデニーが邪魔して演奏中見えませんでした。

 一通り拍手がやむと、MCなしでドラムソロが始まります。「アラン・パーソンズの曲だから、知らない曲だろう・・・」と思っているうちに、重々しいベースが入り、「まさか、あの曲!?」と驚いた直後・・・!

 ギターを抱えたデニーが取り出したのはハーモニカ!!そう、デニーのウイングス時代の一大名曲Time To Hideです!!本人が一度リメイクしていますが、そちらとは比べ物にならないほど迫力のある演奏でした。会場は既に大きな盛り上がりを見せていて、「かしこまって聴かなければいけないのか・・・」という私の遠慮を打ち消しました(後ろのテーブルの若い男女がデニーのファンらしくかなりの盛り上がりでした)。この曲では、冒頭でデニーのギターの音が小さくエンジニアに調整を頼むシーンがあったのと、間奏のハーモニカソロでデニーがハーモニカを落としそうになって危なげに吹いていました。

 会場の熱気はすごいもので、演奏が終わると拍手に混じって歓声や「デニー!」という呼び声も聴こえてきました(一度だけ女性の方が「I love you!」と言っていましたね)。デニーはMCを始めます。MCは全部英語で(「ありがとう」だけ日本語)、英語が分からないと理解できなかったでしょう。私はなんとかほとんどを理解することができました。「まずはTime To Hide。Speed Of Soundから・・・だったよね?」 すかさず「Yeah!」と返事する観客(笑)。さらにデニーは床にセットリストを書いた紙を置き、「これで見れるから大丈夫」。笑いを誘います。

 「次はアルバムBand On The Runから。ポールと僕で仕上げたんだ。曲名はNo Words。」

 まさかこの曲を聴けるとは思ってもみませんでした!!マッカートニー=レインの隠れた名曲No Wordsです。恐らくアレンジは1979年のウイングス英国ツアーと同じでしょう。途中の“You're burning love”の部分はジョンが歌っていました。アウトロは若干伸ばして、デニーとゴッドフレーのちょっとしたギターバトルになっていました。

 「次の曲はアルバムLondon Townから。僕とポールとで作ったんだ。知っての通り、僕とポールはアイルランドや英国、ジプシーのルーツがあるからね」

 その曲はDeliver Your Childrenでした!まさか立て続けにウイングスナンバーが演奏されるとは・・・!もはやデザートを楽しんでいる余裕はありません。なにせ「ロンドン・タウン」の曲ですから!!演奏(特にデニー)に釘付けとなります。この曲はオリジナルにほぼ忠実に演奏されました。観客からは曲にのせて手拍子が入り大いに盛り上がりました。ちなみにこの曲で1度私とデニーの目が合ったような気がしました。

 演奏が終わると、デニーが昨夜のことを話します。一同で六本木のキャバーン・クラブに行ってビートルズナンバーを演奏していたとのこと。そこでは変な演奏姿勢で歌っていたみたいで、デニーとマニーが実演して笑いを誘っていました。

 「こんな風に。(ギターを水平にしてあごの下に当てて、弾くまね)I once had a girl〜♪」

 今回はこんな感じでたびたびデニーが笑いを誘ってくれて、デニーの知られざるお茶目な面がよく伝わってきました。さて、上記のMCから間髪入れずにデニーが歌い出します。“We've already said〜♪”と。

 ムーディーブルースのNo.1ヒットにしてウイングスのライヴレパートリーでもあったGo Nowです。さすが何度もリメイク経験がある曲だけあって軽々と歌いこなしていました。

 この曲の後だったか、またデニーがおかしなMCをやって笑いを誘っていました。背中が痛いジェスチャーをして、背中に小さな機械を取り付けているのを見せました(何の機械だったかは聞き取れませんでした・・・)。

 「今日の僕はばかげているからね。たぶん15分後には(両手をぶらぶらさせながらおかしく飛び跳ねる)こんな風になってるよ。」

 こんな風なMCだったと思います。よく聞き取れなかったのですが、デニーの仕草が面白かったので一緒に笑ってしまいました。

 「次の歌はAgain And Again、Back To The Eggから。」(←タイトルが欠けていた)

 この曲も不意打ちでしたね。私が大好きなデニーの曲のひとつ、Again And Again And Againです。しかもリメイクの方ではなく、しっかりオリジナル通りにやっていました!歌詞もきちんと覚えられていました。私も思わずタイトルフレーズなど歌ってしまいました。後半はまたギターバトルで盛り上がっていました。

 「次の曲は・・・あれ?どこのアルバムだったかな・・・?(懸命に考えている)昔の話だから、忘れちゃったよ。」

 ここでバンドメンバーやデニーがなにやら数字を言い合っていましたが、よく聞き取れませんでした。

 「次の曲は・・・スコットランドの歌なんだ。スコッチの世界・・・海を隔ててコーク(アイルランドの都市)の方の・・・」

 こんな風なMCでしたが、その次が笑えました。

 「コーク(Cork)。コカコーラじゃないよ。」 そう、コカコーラは「Coke」と言いますよね(笑)。案の定大笑いが。

 そしてアコースティックギターに持ち替えたゴッドフレーが例のイントロを爪弾きます。そう、あの曲・・・!

 と思いきや、ここでバンドメンバーがなんか面白いことを言ってデニーを笑わせます(聞き取れませんでした)。すかさずデニーは「笑わせるならやらないよ、静かに」と応答。

  そう、私にとってたまらない曲、Mull Of Kintyreです!!私が生で聴けて一番うれしかった曲です。思わず私も口ずさみます。バグパイプの音はマニーのシンセで再現。後半からデニーは観客にコーラスを促します。みんなが歌い出し、私も負けじと声に出して歌います。まぁこの曲はドライヴでいつも歌っているので歌い慣れてますし。最後は観客が「ララララ・・・」と歌う中、デニーがいったんステージを降りて後ろの席へ行ってしまいます。ステージでは依然と残りのメンバーが演奏をしているのですが、私は「デニーどうしたの?」状態になってそっちの方が気になってしょうがなかったです。

 デニーはちょっと一休みしていただけで、すぐステージに戻ってきました。

 「よし、もう1曲だけ歌おう。次の曲ではみんな歌わないといけないよ。」(会場から「Yeah!」などの声が)

 「これ歌ったら英国へ戻らないといけないからね。バック・トゥ・ジ・エッグ。(会場から笑い) 今度は卵へ戻らなきゃ。」

 「・・・“Hand On The Run”。(一同、爆笑)“Band On The Run”。」

 今回デニーが歌った曲の中で唯一のポールの曲、Band On The Runでした。デニーったら、みんなに「歌わなきゃだめ」と言っておいて冒頭のヴォーカルを入り損ねていました。第2パートの部分では観客に原曲をよく知る人がいるらしく、ドラミングのタイミングにあわせて手拍子をたたいたり、次のつなぎのブラスにのせて手を動かしていたりしていました。そして第3パートでは、みんながタイトルコールを歌います。この曲の最中、私の斜め前にいた男の人がデニーに見えるようにウイングスマーク「W」を手で作っていたので、私もすかさず後ろで「W」マーク(笑)。デニーは気づいていませんでしたけど・・・。ちなみに私はもう2回、同曲で「W」マークやりました。

 第3節はデニーとジョンが交互に歌い、その後そのまま終わらずに、観客一同によるタイトルコールの繰り返しとなりました。やがてデニーがマイクを取り出し、なんと最前列の人たちにマイクを向けてタイトルコールを1フレーズずつ歌わせているではありませんか!6人くらい回しましたが、結局私のところには来ませんでした・・・。面白かったのは、先の「W」マークの男の人の友達と思われる同じテーブルの男性が低い声で「Band On The Run」と歌ったのをデニーがまねしていたことです。

 

 あっという間に7曲を歌い終え、デニーのコーナーは終わりました。実は、今回のショーは前半がデニー・レイン、後半がアラン・パーソンズだったのです。道理で前半にアラン・パーソンズがいなかったわけだ(笑)。というか、後半に突入するまでマニーがアランかと思っていましたから。デニーにはもっと歌ってもらいたかったけど、それじゃあアランの立場がなくなりますから・・・。ひとまず挨拶をしてバンドメンバーはステージを降ります(その時、演出なのかジョンだけ先に去ろうとして笑いを誘っていました)。この時もデニーは「バック・トゥ・ジ・エッグ」と言っていました(笑)。そして眼鏡を一瞬外しましたが、あの頃のデニーをほうふつとさせた顔でした。

 ここからはアラン・パーソンズのコーナーですが、私はAPPを聴いていないので簡単な説明のみにさせていただきます(汗)。アラン・パーソンズは想像よりも大きい人で驚きました。演奏的にはこちらの方が聴き応えがありました。かなりハードな演奏もあり、そこはウイングスナンバーとは違う所だなと思いました。また、MCでは再びキャバーンクラブネタが登場。この時はまた違う内容だったようですが。ちなみに、アランのコーナー中デニーは後ろ端の席で誰かと話しながら見守っていました。

 まずはアランがヴォコーダーを通してなにやら歌っているのが面白かった幻想的なインストReturn To Tunguska。続いてキャッチーな感じが私の心をつかんだDon't Answer Me。次にスティーヴがメインで途中をジョンが歌ったBreakdown/RavenI Wonuldn't Wanna Be Like Uはジョンのヴォーカル。Prime Time(short)はゴッドフレーが歌いました。そしてSiriusに続いてヒット曲Eye In The Sky。結局マニー以外は各曲でリード・ヴォーカルを取りました。(曲の説明が間違っていたらごめんなさい・・・)

 さて、アランのコーナーも終わり、メンバーは挨拶後いったん後方に引き下がります。会場からはアンコールの手拍子が。やがてメンバーがステージに戻ってきます。少ししてから、デニーも戻ってきました!!アンコールはAPPの曲Games People Play。ウイングスのMorse Mooseに似ていた感じでした(というか最初それをやるのかと思いました)。その前に、デニーがEye In The Skyの一節を歌って笑わせました(歌いたかったのかな?)。アンコール演奏時には、デニーとアランが並んで演奏していましたが、その背の高さと体型の差が歴然としていました(苦笑)。この曲の時も私とデニーの目が合った気がします。

 そして瞬く間に楽しいひと時は過ぎてゆきました。メンバーが最後の挨拶をして腕を組んでお辞儀。その時、右端のマニーが片手にコーヒーの入ったグラスを持っていてこぼれないか心配でした(すぐさまそれをネタにゴッドフレーが飲もうとする仕草をしていました)。そして今度こそ、デニーもアランもバンドメンバーも奥のほうへ姿を消してゆきました。会場内は大きな拍手に包まれ、私も他の人も「デニー!」と叫んでいました。本当はデニーに別れ際にネタとして「Don't say goodnight tonight!」と叫びたかったのですが、思ったより早くいなくなってしまい無理でした。

 この後、ウェイターの方にデニーのサインをもらいたい、と頼むと引き受けてくださいました。実は私、当初はサインをもらうつもりはなかったのに偶然にも筆記用具と紙を持っていたのです。筆記用具は愛用しているペンのインクがなくなりそうなので行きに替えを買ったため持っていたもので、紙は「コットンクラブ」のパンフレット(裏は白紙)です。結局、その日のデニーは次の公演(pm9:00〜)もあり忙しいので明日書くので店に取りに来てください、ということになったのですが、私はそのパンフレットの裏にデニーへのメッセージを書いて、これにサインをお願いします、と頼んできました。ちなみに、メッセージの中に私のサイトURLもちょこっと書いてしまいました(笑)。果たして、当サイトにデニーは来るか否か・・・。デニーにあてたメッセージは次の通りです(原文英語)。

 「こんにちは、デニー!私はウイングスのファンです!特にアルバム「ロンドン・タウン」と『夢の旅人』、そしてもちろんあなたの音楽が大好きです!素敵なショーをありがとう!ここでこうしてあなたに会えて本当にうれしかったです。私のホームページ(http://www.geocities.jp/with_a_littleluck/)にぜひ足を運んでください!グッドナイト・トゥナイト。またお会いしましょう!」

 しかし、さすがにパンフレットの裏はまずかったのか、デニーが難色を示した模様で、代わりに元々サインのされていたポスターに私の名前入りのサインを書いてくれることになりました。そしてサインは、1月17日にもらってきました。ちゃんと私のファースト・ネーム入りでした!!下にその記念すべきサインを掲載します!デニー、本当にありがとう!!(コットンクラブのスタッフの方々にもこの場を借りて感謝いたします。お世話になりました。)

 

私のファースト・ネームはデニーの頭上の木の付近に「To〜」の形で書いてあります。

サインは、あらかじめデニーが書いたものの上に、もう1度書いてくれました。世界に一枚だけの、私にとって最高の宝物です!

 会場を出るとまずは会計を済ませ、それからグッズの販売があったのでそれをチェック。アラン・パーソンズの新譜は人気であっという間に売り切れていました。私はデニー・レインの直筆サイン入りCD-R3枚と、デニーのポスターを買いました。もう1枚、「マイニング・フォー・ゴールド」というアルバムがありましたが予算上買いませんでした。CD-Rは、1つは「リボーン」、1つは「ホリー・デイズ」の再発盤(タイトルが違いましたが・・・)、そしてもう1つは聴き慣れない「アークティック・ソング」というアルバムで、「セトナイカイ」なんて曲も入っています。ちなみに、さわりだけ聴きましたがどれにもデニーの公式サイトの音楽は収録されていませんでした(どうやら1968年のソロ名義のシングル「Too Much In Love」のB面曲で『Catherine's Wheel』という曲だそうです。[情報提供:カースケさん])。

 

デニー・レインのポスター。(こちらのサインはあらかじめデニーが書いていたものです)

 ちなみに、国内のポール・マッカートニー関連のサイトでもっとも有名な「Jash's Homepage」の管理人さんであり、ウイングスのコピーバンド「FLYING HORSES」のリーダーでもいらっしゃるJashさんが、私の参戦した公演直後のpm9:00からのセカンドステージに大阪から急遽足を運ばれたそうです!しかも、Band On The Runではデニーと一緒に歌い、アラン・パーソンズの使っていたピックをお土産にされたそうです!さすが「Yeah!For You!」のエピソードを生んだ方だけあります(笑)。私はJashさんと去年末にお会いしており、非常に惜しいニアミスでした。セカンドステージに行っていればよかったなぁ・・・。

 私にとっては今回のライヴは最高でした!!まず、デニーに会えたこと。そしてデニーの生演奏を聴けたこと、間近で演奏する姿を見られたこと。次に、演奏がしっかりとしたバンドサウンドで迫力があったこと。それと、ウイングスナンバー満載でデニーのウイングスへの愛着が感じられたこと。ビートルズ偏重主義の最近のポールのライヴとは大違いです。そして、デニーのお茶目なMCが堪能できたこと。デニーをますます好きになってしまいました。もう本当に尊敬していますよ!アラン・パーソンズの方も、今度APPのCDを買ってみようかな、と思っているところです。事前に聴いていたら、もっと楽しめていたとは思えますが・・・。そしてきわめつけは私の名前入りサインです!!これは一生の宝物にします。本当に素敵な夜でした。デニー、アラン、バンドのメンバー、ありがとう!

 

 ↓デニーが当サイトに来た時のために、メッセージ(笑)↓

 Denny,thank you for such a wonderful show!

I enjoyed it very much. I was so glad to see you there that night!

And thank you for the autograph! This will be one of my most important treasure.

Please come to Japan some day. Then definitely I'll go!

See you again.

 

 デニー・レイン、今度はいつ来日するのでしょうか・・・。今度は『Japanese Tears』を演奏してほしいですね(苦笑)。

 

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