ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!
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演奏者 RIN(FUN・P1号):ヴォーカル
MIWA(FUN・P2号):ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング 西川隆宏:プロダクション・アシスト
ポール・ダン:エレクトリック・ギター 高田二郎:エレクトリック・ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
大谷幸:キーボード 渡嘉敷祐一:ドラムス
他に、プログラミングされたシンセ音、ストリングス、パーカッション
ライヴ履歴 なし
1997年1月に発売されたFUNK THE PEANUTS(ファンピー)3枚目のシングルに収録された曲。前年の『太陽にくちづけを!〜あたしたち、真夏のFUN・P〜』に引き続き、サントリースーパーホップスのCMソングに起用されました。CMにはファンピー本人とまささん、西川さんが登場、ドリカムファンの間で話題を呼びました。ライヴでは、ファンピーの曲としては唯一演奏されたことがありません。
曲は美和さんが提供したもので、これまでのファンピーナンバーを引き継ぐような味のミディアム・テンポのソウル・ポップ。演奏はいつものようにドリカムファミリーが集まっていますが、ブラス・セクションとして'99年までのドリカム・サウンドに欠かせなかったDYNAMITES UKの4人組が参加しています。歌詞は、失恋した2人がお互いをなぐさめるという面白いもので、なぐさめる側が結構辛らつなことを言っています(笑)。しかし、本題は「くよくよせずに楽しく生きよう!」というもので、その中からは「友情」という文字が浮かんできます。いつものようにサビに入る前の掛け声(今回はタイトル)が印象的です。そして、今回も最後に「だ〜いじょ〜お〜ぶ〜♪」と、2人の声量のすごさを確認できる部分があります。「ハイッ!」の合いの手を入れるフェイドアウト部の2人も面白いです。
この曲のシングルジャケットでは、なんとファンピーがアニメ化されています。これは、「ハクション大魔王」や「タイムボカン」シリーズで知られるアニメ制作会社・竜の子プロダクションが手がけたものです。また、この曲のミュージック・ヴィデオが単発でヴィデオ・リリース(1997年5月)されましたが、これも全編同じ仕様のアニメです。スクリーンセーバーも売られました。なお、ミュージック・ヴィデオは未DVD化の上、スクリーンセーバー共々廃盤となっています。このため入手は不可能に近いです(私も持っていません)。ミュージック・ヴィデオのほんの一部は、DVD「DWL'99 冬の夢」で見ることができます(雰囲気だけはつかめます)。
この曲は、個人的にはファンピー中一番笑える歌詞だと思います。失恋というと悲しいですが、それをふざけ合いながら乗り越えてゆく、ファンピーらしい考えですね!曲もかなり好きな方です。なんか、エンディングが『薬指の決心』に似ている気もしますが・・・。アニメ化されたファンピーも面白いですね。スクリーンセーバーはともかく、ミュージック・ヴィデオは再発してほしいです。ライヴでもそのうち歌ってほしいですね、美和さんとりんこさんのカヴァーで(笑)。