JAZZY“M”
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル
中村正人:ヴォーカル、ベース
明石敏子:プログラミング 松木常秀:ギター
小池修:サックス 山本一:サックス 村田陽一:トロンボーン
平原まこと:クラリネット 大谷幸:ピアノ、ビブラホン 濱田尚哉:ドラムス
他に、プログラミングされたストリングス
ライヴ履歴 なし
アルバム「長男の嫁 オリジナルドラマ・トラックス」に収録された、『WHEREVER YOU ARE』のジャズ・ヴァージョン。後半部で『WHEREVER YOU ARE』の歌詞が引用されています(マイク・ピラが作詞者にクレジットされているのはそのため)。それ以外は、ハミングを除きインストです。
この曲も、同アルバムの『夕陽のW.Y.A』同様2つのパートから成っています。前半部は、ゆっくりとしたBGMにのせてまささんがあのメロディをハミングするもの。大谷さんのピアノとビブラホンがいかにもジャジーです。途中から美和さんのハミングも入ります。夜のバーの雰囲気が漂ってきます。後半部は、テンポアップしてドラムスをフィーチャー。美和さんがジャズ風ヴォーカルでおなじみの歌詞を歌います。この部分では、クラリネットが耳に残ります。
実はこの曲、私は今回この解説を書くにあたって初めて聴きました。う〜ん、実にムーディーです。美和さんのジャズ風ヴォーカルが上手なのは、『行きたいのはMOUNTAIN MOUNTAIN』や『夢で逢ってるから』、そして自身のソロで証明されていますね。ブロードウェイ顔負けの歌い方です。そしてまささんもジャジー!そのうちドリカムの楽曲でもまささんのジャズ・ヴォーカルをフィーチャーしてほしいですね。聴きたいです。それにしても、タイトルの“M”とは何なのでしょう・・・?まささんが手がけたサントラ「7月7日、晴れ」に収録されたインスト『MAX-M』とは関係あるのでしょうか。