夕陽のW.Y.A
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演奏者 中村正人:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、ベース、プログラミング、口笛
吉田美和:バッキング・ヴォーカル
明石敏子:プログラミング 吉川忠英:12弦ギター、アコースティック・ギター、バンジョー
大谷幸:ピアノ 濱田尚哉:ドラムス 八木のぶお:ハーモニカ
篠崎正嗣:ヴァイオリン 浦嶋りんこ:バッキング・ヴォーカル
他に、プログラミングされたシンセ音、ストリングス、手拍子
ライヴ履歴 なし
アルバム「長男の嫁 オリジナルドラマ・トラックス」に収録された、『WHEREVER YOU ARE』の別ヴァージョン。ほぼインストゥルメンタルです。タイトルの「W.Y.A」とは、もちろん「Wherever You Are」のイニシャルのこと。アレンジと編曲は、まささんと明石さんの2人で行っています。
曲は大きく2つの部分に分かれます。前半は、『WHEREVER YOU ARE』をゆったりとしたワルツにしたもの。12弦ギターの奏でるメロディと、ピアノのコード弾きが印象的。ハーモニカとヴァイオリンが夕暮れ時の気だるさを表現しています。そして後半は、スピード感たっぷりのカントリースタイルに。12弦ギターのかわりに、バンジョーがフィーチャーされています。この部分は、曲そのもののメロディは使われていませんが、タイトルを繰り返すコーラスが印象的です。ライヴでおなじみのあの浦嶋りんこさんも参加しています。そしてここでも、まささん大活躍。もろカントリー風の口笛と、それとユニゾンになっているヴォーカルを担当しています。
『WHEREVER YOU ARE』がここまで変われるとは驚きです。気だるいワルツの部分と、陽気なカントリーの部分の対比が面白いです。後半も、いったん崩れていて一ひねりされています。それにしても、「長男の嫁」に収録された曲はほとんどまささんの独壇場ですね!ドリカムでは美和さんより表に出てくることはないので、こういうスタイルも面白いですね。